3/30/2006

L4とかL5トレーニングというのは

Fig.1 Example of a L5 training session

Fig.2 Example of a L4 training session

必ずしも「これがL4やL5のトレーニングである」というものは存在しない.
L4とかL5というのはワークアウトの強度を表しており,L4はFTP(=1h TT時の平均パワー[W],LTにおける運動強度,パワーに相当)を100%として,L4は91~105%のパワーゾーンを,L5は106~120%のパワーゾーンを指す.
ワークアウトの形式は特に定まっておらず,コーチやアスリートによって様々なバリエーションがあるが,一つの例としてはFig.1(L5)の"5x5 w/5"やFig.2(L4)の"2x20 w/5"などがある.

(1) 5x5 w/5
5分間L5パワーゾーンを維持するエフォートを,5分レストをはさんで5回.
(2)2x20 w/5
20分間L4パワーゾーンを維持するエフォートを,5分レストをはさんで2回.

と,パワーメーターがあれば(必ずしもではないが)簡単に実施できる.
尚,実際のパワー設定はあくまで,5x5や2x20を"なんとかこなせる"強度でなければならない.こなせないのは弱すぎ,楽すぎるのは効果が無い,ということ.
また,本数の後半に向かってパワーが著しく落ちている場合も強度が高すぎ.
さらに,その日トレーニングする環境,週・月のトレーニングスケジュール,トレーニングセッション間のレスト時間も考慮して強度,本数,1本あたりの時間を決める.

(HRを使って行う場合)
- Fig.1,Fig.2でイエローのラインがパワー[W]を,レッドのラインがHR[bpm]を表しているが,これらを見て分かるようにHRはパワー(運 動強度そのもの)を反映するのにディレイがあり,更に本数の後の方になっていくとドリフト(上方への偏り)も生じるから,HRの場合はちょっと厄介.どの HRならばL4/L5というのは簡単には定義できない.
一応目処として; 1) L4ならば収束時(1本のエフォートの後半で,HRが平らになってきている部分)で95-105%LT-HR.2) L5は時間が短いので,HRではうまく再現できないと思う.5~8分平均に持たせられるような最大のペースとしか言えない.
また,LT-HRがある程度信用できることも必要.旨く工夫して頂きたい.

3/21/2006

Specific Adaptation to Resistance Training

Specific Adaptation to Resistance Training
1. Isokinetic training at low speeds of movement (low reps - high intensity) produces substantial increases in strength only at slow movement speeds.
2. Isokinetic training at fast speeds of movement (i.e., 8-15 reps) produces increases in strength at all speeds of movement (at rates at and below the training speed).
3. Isokinetic training at fast speeds of movement increases muscular endurance at fast speeds more than slow-speed training increases endurance at slow speeds of movement.


パワーを公開しているみなさん

アマ
http://www.worldwidewoo.blogspot.com/
http://crackheadfe.blogspot.com/
http://tri-anorak.blogspot.com/

プロ
http://www.gregggermer.com/wattage.htm

Effect of SFR training (2)

Effects of different interval-training programs on cycling time-trial performance.
- The paper compares the effect of 3 weeks of various interval session to the 40k TT performance.
- It is not "low-cadence" training.
- "8x4 min at 85% PP" and "12x30 s at 175% PP" have nearly same effect (2.4 or 2.8% in 3weeks).
-
Interval training with work bouts close to race-pace enhance 1-h endurance performance; work bouts at much higher intensity also appear to improve performance, possibly by a different mechanism.
- These rates are nearly same as the rate for the SFR (low-cadence) session in
this paper.

So, SFR(low-cadence) training has no "additional" effect for 40k TT performance??


K・G選手の研究

本選手は2002年までヒルクライムで特に抜きん出た実績はなかったが,数年間の間に脚質を変化させた結果,2004年Mt.富士優勝,2005年乗鞍優勝など,現在ヒルクライムでは比類ないパフォーマンスを発揮している.その練習方法を以下に分析した.
※情報源
[1] サイクルスポーツ誌2005年5月号
[2] http://gorugo.jugem.jp/

■(1) 基本情報
MaxHR: 183
LT-HR:
①レース時は165(乗鞍の平均HR=157,飯田の平均HR=172の平均より推定).
これをLT-HR1とする.
②練習時のLT-HRは160前後と推定される.これをLT-HR2とする.
これはレース時のHRは興奮などにより上昇するため,練習時と異なるLT-HRとなるからである.ここではLT-HR2 = LT-HR1 -5拍とした.


(2) ベース期のトレーニング
HR130 (=76%LT-HR2)を上限とした数時間(3時間以 上)の走り込み,いわゆるLSD(L2走)を“かつては”行っていた模様.しかしながら,[2]によれば2004年~2005年のオフシーズンには,この ような数時間の走りこみは行っておらず,走っても最大で4時間であったと言っている.ただし,週・月あたり何回走ったのか,また総トレーニング時間がどれだけであったのかは不明.


(3) レース3~2ヶ月前
・ワークアウト1:
30分のL4ペース走をHR150(94%LT-HR2)~155(97%LT-HR2)で.推定TSSは40~50.

・ワークアウト2:
20秒全開/20秒回復のL6インターバルを4回繰り返す.これを1セットとして,1~3セット行う.推定TSSは6~7/セット.

ワークアウト1は週4回,ワークアウト2は週1回行っていた模様.1回の総トレーニング時間は2.3時間.トレーニングは週4日としている.ワークアウト1の本数は不明だが,総トレーニング時間から判断して1~3本/日と考えられる.
週当たりの総トレーニング時間は9.2時間,推定TSSは560~760.


(4)レース2~1ヶ月前
・ワークアウト1:
30分の“やや弱い”L4ペース走を行う.HRは不明確だがHR145(91%LT-HR2)~150(94%LT-HR2)か.推定TSSは35~45.

・ワークアウト2:
いわゆる“ソリア”.HR160(100%LT-HR2)前後を目安としている.持続時間,回復時間などは不明.

ワークアウト1,2とも本数は不明.1回の総トレーニング時間は3.5~2時間.トレーニングは週4日としている.週当たりの総トレーニング時間は9.5~11時間,推定TSSは不明.


(5)考察
・レース3~2ヶ月前
- 600~700前後のTSSはトレーニング負荷量としてはやや少ない部類.しかしながら総トレーニング時間の20~65%をL4ペース走に割り当ており,この期間に効率よくLT向上を図っていることが分かる.
- この期間のL6セッションは,回復時間の短さから判断して,実際にはL5(Vo2Max)のパワー向上を狙ったものと考えられる.
- 即ち,この期間は大量のL4と僅かのL5を混合してLT,Vo2Maxの向上に努めていると言える.

・レース2~1ヶ月前
- ソ リア走の詳細が不明であることから,そのトレーニング効果の推定は困難.
- ただし一般的なソリアの定義(3分持続走⇒回復走⇒3分持続走...を繰り 返す.3分持続走の間に最高HRが100%LT-HR2に達するようなインターバル)はL5のインターバルそのものであることから,Vo2Max向上を図って いるものと考えられる.
- また,L4ペース走の強度をやや弱としていることは,負荷の高いL5インターバルのボリュームを相当増やしていることを意味してい る.

・その他
- 本選手の場合,2002年以前の実績から判断して,もともとL6のパワーにはある程度優れていたと思われる.その後,L6のパワーをある程度維持しながらL4/L5トレーニングにフォーカスを移したことが,競技結果に繋がっていると考えられる.
- 本選手は巷で「平地で重いギアを踏んでいる」といわれているが,その明確なケイデンス設定は不明であった.
- 本選手は上記の他にウェイトトレーニングを実施しているが,これに関して本調査では分析を行っていない.今後の追加調査が望ましい.


以上

3/18/2006

2006/3/18の練習

VRT練.亀井大周回コース(8.7km/1周)を5周した.
メンバーはH部さん,N沢さん,O浜さん,K久保さん,K内さん,ジルさん,K森さん.
本日のH部さん,N沢さんは他の練習の後ではなく,珍しくフレッシュ.

(1) 練習全体.


(2) 周回練習.


1周目 ラップタイム18:35, AV27.9, AP134W, NP176W.
------------------------------------------------
2周目 ラップタイム14:50, AV35.1, AP206W, NP257W.
3周目 ラップタイム16:02, AV32.6, AP179W, NP266W.
4周目 ラップタイム15:52, AV32.9, AP187W, NP270W.
5周目 ラップタイム15:13, AV34.2, AP226W, NP264W.
------------------------------------------------
2~5周目の合計 Time 1:02 AV33.7, AP199W, NP263W.
(AV=平均時速,AP=Average Power, NP=Normalized Power)

3/16/2006

詳しい突っ込み

(1) 心拍ゾーンはトレーニングシステムによって違うが,自分の場合LT-HR(まあだいたいAT-HRに近いものだとしよう)を100%として以下のように決めるシステムを使っている.
L2: 70~84%
L3: 85~94%
L4: 95~105%
L5: 106%~
※L6以上は短時間すぎてHRでは測定不能.
確かH川プロ方式によるAT-HRは160で,Tempo3はHR140~160bpmだったかな? 140=88%AT-HRになるから,L4はTempo3の上半分からRace1(?)の下半分,ということになる.

(2) 代謝系について.
L3以下:酸化系が支配的であり,数時間走れる.
L4: 酸化系と乳酸系がギリギリでバランスしていて,血中乳酸濃度は均衡状態となるため,がんばれば1時間くらいもつ.
L5: 酸化系より乳酸系が勝っているので,血中乳酸濃度は右上がりに増加していき,3~8分で一杯一杯になる.
L6: クレアチン燐酸系と乳酸系が支配的であり,クレアチンの弾切れによって30秒から120秒で終わる.
L7: クレアチン燐酸系の世界だが,そもそも一瞬しか出せない.

(3) (2)より,L4で2時間も3時間も走れる,というのなら,それはL4ではなく,おそらくL3かL2.

(4) >>L4はLSDよりちょい高め
LSDの定義はトレーニングシステムによって異なるが,多くの場合L2だと思う.
実際,「ちょい」ではないよ.

(5) >>ここが無ければ、L6(乳酸系)もL7(クレアチン燐酸系)なんてありえませんから。
・代謝系については(3)を参照.
・必ずしも「ありえない」訳ではなくて,問題は,一度L6以上で走った後の回復時間が酸化系代謝能力で決まるということ.L4で走るとL6やL7のパワーが向上する訳ではない.

(6) >>レースでは大半が「L5」
有り得ない.5分L5で走ったとして,2.5分~5分は回復に必要.1時間のレースで,高々50%がいいところ.実際には,完全な回復ペースでは速い集団から脱落してしまうから,レース時間の10~20%が限界では? さらに,L4のパワーが低い選手の場合は,回復に廻す酸化系代謝能力が足りず,L5(やL6)で走れる時間はさらに短いはず.

諏訪圏縦断サイクルマラソン

http://www.j-cycling.org/suwaken2006/course.html
開催 2006年6月10日(土)~11日(日)
受付期間 2006年2月20日(月)~5月10日(水)
42.195km/700m upの緩やかな,しかし長距離uphill TT.
ITT(マスドスタート?)とTTT(5名まで)あり.
このような長距離TTは他にない.参加してみたい.
しかし「つがいけ」や「Mt.富士」と同日...

Optimal crank length, effect of smooth pedaling, and cycling efficiency

Determinants of metabolic cost during submaximal cycling

No differences in cycling efficiency between world-class and recreational cyclists.

Physiological and biomechanical factors associated with elite endurance cycling performance
- The higher power output was produced primarily by generating higher peak vertical forces and torque during the cycling downstroke and not by increasing the effectiveness of force application to the pedal.

Effect of SFR training

Effect of SFR training
- SFR training improves 40km TT time.
- It seems odd. There isn't any improvement of torque. However, Vo2Max is improved.
- It seems that almost all the performance enhancement is brought by improvement in the Vo2Max.
- If so, why not they cannot improve 40km TT time by doing "pure" Vo2Max work? Which work is more effective?

3/13/2006

忌憚なきご意見やらダメだし

意見一.
下りとストレートでは,前方射影面積がモロに効いてくるから,工夫しよう.ローラー台にのって,自分の前に鏡をおく.胴体の面積の中に,頭と腕が完全に隠れるのがベスト.DHバー無しでDHフォームを取る感じか.CSCのサブリスキーのTTフォームが素晴らしいと思う.


意見二.
こういうレース形式の練習は楽しくて,いかにもやった気になるのは分かる.タクティクスの勉強にもなる.一方,フィジオロジカルな面はどれだけ強くなるか? 

1) LT(L4)ペース走としても,Vo2Max(L5)インターバルとしても,継続時間が短く,LTレベルやVo2Maxレベルのパワーはほとんど鍛えられない.これらのパワーを支配する酸化系代謝能力は,より長時間の持続的な負荷を掛けない限り,負荷を掛けることができないから.

2) アタック時に役立つ1分以下(L6)のパワーは鍛えられるだろう.こちらは1)とは別の,短時間高負荷に対応する代謝系(CPr系)により多く依存しているから.

3) アタックがかかるまでついていくために必要な平均ペースの高さや,アタック後の回復に要する時間は,実はLTレベルのパワーの高さで決まる.しかしながら,これは1)の理由から,このような練習では向上しない.

僕の目には,ジル選手は,ハイペースに付いていけず脱落してるように見えたよ.実際,6周目まで一杯一杯だったから,7周目で切れたんでしょ? ということで,対策として何をすべきかは明らかだと思うんだが.せっかくコーチしてくれてる訳だから,H川プロにも相談してみたらどうでしょう?

3/12/2006

Periodization vs multi-tier approach
- The original Bompa's "periodization" idea is used in overly simplified form (e.g. mythical "base" miles) by many coaches.
- The training focus of gp would be different for each one.
- Problem with the gp phase is that there seems to be no goal for performance.


Matches Revisited

2006/3/12の練習


亀井小周回(6.5km)を7周.
#8周したと思っていたが,7周だった.

1周目 ラップタイム12:46, AV24.9, AP94W, NP146W.
2周目 ラップタイム12:52, AV30.3, AP162W, NP196W.
------------------------------------------------
3周目 ラップタイム11:49, AV33.0, AP187W, NP215W.
4周目 ラップタイム11:39, AV33.5, AP195W, NP224W.
5周目 ラップタイム11:12, AV34.9, AP195W, NP224W.
6周目 ラップタイム11:11, AV34.9, AP196W, NP223W.
7周目 ラップタイム11:01, AV35.5, AP224W, NP260W.
------------------------------------------------
3~7周目の合計 AV33.5, AP193W, NP231W.
(AV=平均時速,AP=Average Power, NP=Normalized Power)

2周目の途中からジル選手と逃げを開始.後方と一旦距離が開く.

3,4周目とまずまずのローテーションでペースアップ.
しかし,少しづつ集団は近づいてきている模様.
また,我々の足もすこしづつ重くなってきている.

5周目,途中参加のK内選手が突如我々の逃げ集団に合流.一気にペースアップする.

しかし6周目で後方集団も加速,激坂セクションで吸収される.

吸 収時点から7周目まで,K久保さんの短いアタックが何度かかかる.狙っているようだ.L6のパワーに優れた選手だが,分単位での持続性は無いように見え る.これは同時に,アタック間の回復時間がそれほど短くないことを意味する.従って,ゴール前1~2分の間に無駄なアタックをさせれば勝てる可能性が出て くる.
他ではH部さん.100%の状態ならL6も強いし,かなり長時間引けるパワー特性のはずだが,疲労しているらしくスピードが無い.
ジル選手は逃げですっかり疲労しているのか,集団の後方.
自分はというと,ゴール前,最後の短い坂でトップをとるには,L6のパワーが足りない.
ということは,数分単位の長さで逃げるのがベストだ.K久保さんが反応して,一回脚をつかってくれれば尚旨い.

少し迷った.
ストレートでは逃げられまい.やるならその前の坂からだ.直角コーナーからゴールまで,約4分ある.

やってしまえ.
....振り切れなかった.

今回,ゴールをとっとたのはノーマークのK森選手であった.
K久保さんにはそれなりにダメージを与えられたのかも知れない.


※逃げ方に関して
4,5周目を比較すると分かるように,同じNP224Wでも2人集団ではラップタイム11:40台.3人集団ではラップタイム11:10台前半.また先週のデータから推測して,NP224Wで単独走した場合は12:00前後であろう.

① 一人で逃げる場合:一人で逃げるなら,平均ペースでは11:30台(NP250W弱)が限界か.集団より1周あたり約20秒遅いから,どうにかして旨く 20秒×(残り週回数)だけ差をつけなければならない.最終周はさらに集団の方が速いことからも,一人で逃げ切るのはかなり難しい.

②二人で逃げる場合:ストレートセクションでのローテーションを早くするなど,旨く先頭交代すれば,少なくとも11:20台までいけるのではないか.これなら,10秒×(残り週回数) だけ差があれば何とかなるかもしれない.

こういうレースをターゲットにするなら,NPをリアルタイムに見れるタイプのパワーメータが欲しくなる.

3/10/2006

4月のレース候補

ツール・ド・八ヶ岳
2006/4/15,16 開催
2006/3/20 申込締切
http://www.ne.jp/asahi/bicycle/race/Yachiho/formJ.htm

バイクナビ・グランプリ2006
表富士自転車登山競走大会
開催日時 2006年4月22日(土)、4月23日(日)
申込締切 2006年3月31日(金)
http://www.bikenavi.net/gp_fuji/index.html

八方が原ヒルクライム 2006年/第1回
開催日時 2006年4月30日(日)
http://bikemori.hp.infoseek.co.jp/hill_climb.html

3/08/2006

How to improve 1 minute power?

Discussion about microinterval.

My take on "strength endurance" training (by Andy Coggan)
Discussion

Discussion about 30 second intervals.

How to improve 1 minute power?

LT revisited

http://www.velonews.com/train/articles/8217.0.html
"Finding your LT"

http://athlete-web.com/leaders/study_tr_ad_hr_02.html
http://athlete-web.com/sci_re_01.html
Good summary of AT,LT (in Japanese).

http://www.brianmac.demon.co.uk/coni.htm
http://www.brianmac.demon.co.uk/eval.htm
Conconi & various performance tests.

3/05/2006

2006/3/5の練習



本日は亀井小周回(6.5km)を7周.
はじめ2周はアップ.

1周目 ラップタイム16:16, AV24.0, AP98W, NP142W.
2周目 ラップタイム14:23, AV27.1, AP117W, NP170W.
------------------------------------------------
3周目 ラップタイム11:09, AV34.9, AP224W, NP270W.
4周目 ラップタイム11:21, AV34.1, AP219W, NP243W.
5周目 ラップタイム11:48, AV32.6, AP200W, NP232W.
6周目 ラップタイム11:54, AV33.7, AP204W, NP234W.
7周目 ラップタイム11:38, AV32.8, AP214W, NP244W.
------------------------------------------------
3~7周目の合計 AV33.6, AP213W, NP243W.
(AV=平均時速,AP=Average Power, NP=Normalized Power)


4周目の途中まではH部選手,N澤選手の引きで速い.
AVやAPで見ると3周目と4周目はそう変わらないように見えるが,実際の身体負荷を示すNPの値は3周目の方が著しく高く,このペースが続けば自分は2周持たなかったと思われる.幸か不幸か2人は4周目の途中でお帰りになられた.
N澤選手,すばらしい瞬発力であった.あれで何周ももつのなら素晴らしい.

4周目の途中からはジル選手と2人になり,前を引く時間も長くなっている.
様子を伺いつつ進むが,後ろは苦しそう.
単独走を決めてペースを維持する.

5周目は,後ろが離れたので少し休む.

6周目の途中,急坂セクションでジル選手が追いついてきた.
ペース走状態だったのですぐには追いつけない.
だが4周目の様子から,次の下り,登りで追いつけると判断してセーブする.
ここは予想通りとなり,下りセクションで追いつき,ペースを上げる.

7周目,ややペースを上げて引き離し,終了.


本練習によってペース変化対応強化を図っている自分としては,それなりに練習になった.
今後の練習では意図的にペースを崩して,アタックに追従するようにしてみたい.
 

Powered by Blogger

Edit existing posts

Make a new post