Fig.2 Example of a L4 training session
必ずしも「これがL4やL5のトレーニングである」というものは存在しない.
L4とかL5というのはワークアウトの強度を表しており,L4はFTP(=1h TT時の平均パワー[W],LTにおける運動強度,パワーに相当)を100%として,L4は91~105%のパワーゾーンを,L5は106~120%のパワーゾーンを指す.
ワークアウトの形式は特に定まっておらず,コーチやアスリートによって様々なバリエーションがあるが,一つの例としてはFig.1(L5)の"5x5 w/5"やFig.2(L4)の"2x20 w/5"などがある.
(1) 5x5 w/5
5分間L5パワーゾーンを維持するエフォートを,5分レストをはさんで5回.
(2)2x20 w/5
20分間L4パワーゾーンを維持するエフォートを,5分レストをはさんで2回.
と,パワーメーターがあれば(必ずしもではないが)簡単に実施できる.
尚,実際のパワー設定はあくまで,5x5や2x20を"なんとかこなせる"強度でなければならない.こなせないのは弱すぎ,楽すぎるのは効果が無い,ということ.
また,本数の後半に向かってパワーが著しく落ちている場合も強度が高すぎ.
さらに,その日トレーニングする環境,週・月のトレーニングスケジュール,トレーニングセッション間のレスト時間も考慮して強度,本数,1本あたりの時間を決める.
(HRを使って行う場合)
- Fig.1,Fig.2でイエローのラインがパワー[W]を,レッドのラインがHR[bpm]を表しているが,これらを見て分かるようにHRはパワー(運 動強度そのもの)を反映するのにディレイがあり,更に本数の後の方になっていくとドリフト(上方への偏り)も生じるから,HRの場合はちょっと厄介.どの HRならばL4/L5というのは簡単には定義できない.
一応目処として; 1) L4ならば収束時(1本のエフォートの後半で,HRが平らになってきている部分)で95-105%LT-HR.2) L5は時間が短いので,HRではうまく再現できないと思う.5~8分平均に持たせられるような最大のペースとしか言えない.
また,LT-HRがある程度信用できることも必要.旨く工夫して頂きたい.
L4とかL5というのはワークアウトの強度を表しており,L4はFTP(=1h TT時の平均パワー[W],LTにおける運動強度,パワーに相当)を100%として,L4は91~105%のパワーゾーンを,L5は106~120%のパワーゾーンを指す.
ワークアウトの形式は特に定まっておらず,コーチやアスリートによって様々なバリエーションがあるが,一つの例としてはFig.1(L5)の"5x5 w/5"やFig.2(L4)の"2x20 w/5"などがある.
(1) 5x5 w/5
5分間L5パワーゾーンを維持するエフォートを,5分レストをはさんで5回.
(2)2x20 w/5
20分間L4パワーゾーンを維持するエフォートを,5分レストをはさんで2回.
と,パワーメーターがあれば(必ずしもではないが)簡単に実施できる.
尚,実際のパワー設定はあくまで,5x5や2x20を"なんとかこなせる"強度でなければならない.こなせないのは弱すぎ,楽すぎるのは効果が無い,ということ.
また,本数の後半に向かってパワーが著しく落ちている場合も強度が高すぎ.
さらに,その日トレーニングする環境,週・月のトレーニングスケジュール,トレーニングセッション間のレスト時間も考慮して強度,本数,1本あたりの時間を決める.
(HRを使って行う場合)
- Fig.1,Fig.2でイエローのラインがパワー[W]を,レッドのラインがHR[bpm]を表しているが,これらを見て分かるようにHRはパワー(運 動強度そのもの)を反映するのにディレイがあり,更に本数の後の方になっていくとドリフト(上方への偏り)も生じるから,HRの場合はちょっと厄介.どの HRならばL4/L5というのは簡単には定義できない.
一応目処として; 1) L4ならば収束時(1本のエフォートの後半で,HRが平らになってきている部分)で95-105%LT-HR.2) L5は時間が短いので,HRではうまく再現できないと思う.5~8分平均に持たせられるような最大のペースとしか言えない.
また,LT-HRがある程度信用できることも必要.旨く工夫して頂きたい.