Focusing on heart rate for effort feedback
でも、この研究は面白いかも。mapei sports serviceっていろいろやってるんだな。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=pubmed&dopt=Abstract&list_uids=15179175
例のHigh-performance Cyclingの、Achtenの書いた節には、Orthostatic test(*1)によってリカバリー度合いをモニタする方法が載っている。コー本にも、似たようなことが書いてあった。そういう用途には、HRも有用なのかもしれない。でも、このテスト、普通の人は毎日はできんような...
*1 起立テスト? 10分間安静ののち、起立。15、90、120秒後のHRを取る。これを毎日決まった時間に行う。
ちなみに、High-performance Cyclingの同じ節には、HRに影響を与える要因と、その大きさ(!)が具体的に列挙されていた。これらの変動の多くは、体のコア温度の変化に依存しているらしい。具体的な影響要因と影響度合いは以下の通りだと言う。
- 日々の変動: 2-6bpm
- Cardiac Drift (トレーニングセッション中の時間的変動): 5-25bpm
- 気温の低さ: 10-30bpm
- 気温の高さ: 10-30bpm
- 脱水: 2-7%
- バイクポジション: 2-5bpm
ラボ内環境だったら気温や脱水は管理できるし、Cardiac Drift もある程度予想できるのだろうから、HRを何かのフィードバックに使うことも分からなくない。しかし、一般人が屋外で測定したHRが、PEに比べてどれだけ有効なものだろうか。
PEで十分、というか、HRよりPEの方が良いのではないか。よくできたPEのスケール、その記録は前提として。
2 件のコメント:
パワーメーターとにらめっこしながら走っていると、HRと出力は一定の比例関係こそあれ「ぶれ」が激しくあてにならない事は実感として感じるので、PEの方がマシ説はあながち間違っていないような気もしますね。
そうですね、HRへの影響の出方が予測できればいいんですが、ちょっと難しいみたいです。なので、あるHRに対してパワーが高い/低いから云々...という使い方も難しいと思います。
私も、もしPTが使えないときはPE、スピードメータ、ストップウォッチを頼りにすると思います^^;
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