5/29/2006

On the next, ...

今期最初のターゲットレースもまだなのに,早くもその後のことで
頭が一杯である.その材料をいくつか.パワーメータはフィード
バックがダイレクトであり,トレーニングプランのplan-do-check-
act(PDCA)を考えたくなってしまうのだ.持続的に向上するSelf
Coaching Athleteへの道は長い.

Specificity and Power Band (by Andrew Coggan)
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=903316817

Rate of progression (by Andrew Coggan)
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=904457191
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=904457350
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=904458467

Multi-tier v.s. periodization
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=905058020

EFFECTS OF HIGH-INTENSITY INTERVAL TRAINING ON THE
ACCUMULATED OXYGEN DEFICIT OF ENDURANCE-TRAINED RUNNERS
http://www.asep.org/jeponline/issue/Doc/Feb2004/BickhamV2.doc

Coggan had used this "standard progression":
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=909845574
but discarded it:
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=910150011
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=909054847

5/23/2006

準備(タイヤ篇)

今日はタイヤを貼った.210g/本.転がり抵抗が低い銘柄"V"のタイヤ"S".
http://ddata.over-blog.com/xxxyyy/0/02/72/10/tubular-specs.html
3本ローラーがあれば転がり抵抗を確認できるらしい.来年は買うか.

某通販ではCorsaは畳んで送ってくるくせに,この銘柄"V"はリム用の巨大な箱に入れて送ってくる.何だか特別品を頼んだようで嬉しい.宅配ボックスに入らなくて不便だが.

尚,TrackGlueはBTRでも好結果が出ていなかったので,今回は不採用とした.

5/21/2006

ヒトリ山岳


このところどうも調子がよくない気がする.土曜日もいつもの山を走ってきたがパワーがあまりでず.こんなときは思い切って気分転換である.久々に仕事も落ち着いたので,今週は家で仕事しなくてもよさそうだし.

といっても,いつもとは違うところへ行こうというだけだが.富士山か,行った事の無い赤城・榛名? 朝になって赤城・榛名に決めた.もちろん,一人だ.一人で走ることは,自分にとって原点だからだ.ただ走るためには一人が最高なのだ.

輪行で前橋へ.道がよく分からないが,とにかく赤城旧道の方へ.いわゆるアタック21コースである.気分転換モードの場合,気楽にタイムアタックして,頂上で旨いもの(e.g., おやき,饅頭系統)を食すのがセオリーである.

なんとかスタート地点を発見して,Go!
..... あとはグラフの通り. 気分転(以下略)なのでみっともないペーシングである.今日はいつもより多めにダンシングしております,的走りで,ゴール前ではちょっとクラクラきた.肺 にも来ている感じがある.なんだかいつのまにか追い込んでいるような気が.そしてゴールらしき「Fujimi...」の標識発見! なんとなくゴール!
さあタイムは!
 51:48
であった.ここはレース記録等ないので,速いのか遅いのかよくわからない.まあ,先日のジル選手の記録より4,5分くらい速いようなのでよしとしよう.

ああつかれた.予定通り大沼の売店へ.ここのおやきは秩父などでよくうっている大判焼風のものとは少し違い,サクサクした揚げたてドーナツ風の食感であり旨い.中身はアンコが欲しかったが.赤城の眺めも,空気もいい.気分(以下略)はこれでないとね.

その後,走り足りないので榛名へ向かう.赤城で疲れたので,あとはサイクリングモード.朝googleで見つけた箕郷→松の沢峠コースへ.気(以下略)につきL3あたりで適当に登る.
さらにダンシング多めでなんとか峠に到達.ここで17:00を周ってしまっていたので,榛名湖をちょっとながめてバイバイ.

次回はもっと朝早くから,また来たい.上州三山の三個目もいってないし.
でもちょっと遠いので,次は夏あたりで.

5/10/2006

Heat Resistant Neodymium Magnet (Continued)

某リクエストに応えて一次報告.


① W/cad
@ 20min L4
ワークアウト
最初の1分
② W/cad
@ 20min L4
ワークアウト
最後の1分

熱ダレ度
①-②
改造前 2.82 2.61 0.21
2.84 2.63 0.21
改造後 2.95 2.84 0.12
2.93 2.81 0.12

ここで,「W/cad」とはケイデンス1[rpm]当たりの発生パワー[W]を表している.この値が大きいほど,低ケイデンスで同じパワーの負荷を生じている.

改造前はW/cadが20分で0.21降下していたのが,改造後は0.12になった.まだ耐熱ネオジウムを3個増設しただけにしては上出来ではないだろうか.

とりあえず,可逆減磁は軽減された模様.マグネットを追加した分,全体にケイデンスも下げられるようになった.具体的には「最後の1分」の方で7rpm程度下げられた.

ただ,新品のときは③がもっと低かった(0.05付近).やはり痛んだマグネット(9個)も交換しないと,大きな効果は得られないようだ.マグネット3個追加による可逆減磁の軽減度合いから,結果に期待が持てる.

尚,まだ数回しか使用していないので,不可逆減磁度合いは不明.二次報告を待て!

5/05/2006

Heat Resistant Neodymium Magnet (not for the "fuel efficiency")

ネオジウム磁石.
http://www.26magnet.co.jp/seihin/seihin2.html
http://www.26magnet.co.jp/qa/qa23.html
昨今自動車の排気系に取り付けることで燃費が向上すると言われている強力な磁石である.以下は上記URLからの引用.
---------------------
ネオジム磁石
この磁石は熱減磁が比較的大きい磁石です。20℃を100とした場合、50℃で約95%、100℃で約90%に低下します。また、この磁石は可逆範囲が特に狭く、標準品なら約70℃まででなければ元の磁力を回復しません。
---------------------
自動車の排気系はどうしても高温になるため,上記サイトでは使用温度を120~150℃まで高めた「耐熱ネオジウム磁石」も販売されていて好評な模様である.

さて,ネオジウム磁石はその小型・高磁力さから様々な用途に使われており,その一つが自転車用インドアトレーナー(aka. 固定ローラー)である.

Fig.1

Fig.1は筆者愛用・シロモトインドアトレーナーの負荷ユニット部である.本図ではその保護カバー部,およびマグネットプレート部を外してネオジウム磁石(白枠にて図示)を露出させている.

筆 者は普段のL4ワークアウトにも本器を利用している.が,困ったことが一つある.本器には負荷調整装置が無いので,自転車側のギア,ケイデンスを一定に していれば,生じるトルクは一定であると期待される.実際,新品の頃はたしかにそうであった(e.g., 後輪回転速度から出力される速度が41km/hのとき,PowerTapは約250Wのパワーを示す).
※ただしタイヤ・ローラーの接触圧に依存し,また速度とパワーの関係は必ずしも線形ではない.
しかししばらく(e.g., 1-3 month)使い込むと,①「tarmac blog: L4とかL5トレーニングというのは」のFig.2の例のように,ワークアウト中にトルクが急激に低下していき,ケイデンスを上げないとパワーをターゲットゾーンに保てなくなる,および②トルク負荷が全体に低下する,という問題がある.

ギ アをかければ済む? すでにアウタートップ(50-12T)である.じゃあケイデンスを上げろ? またヒルクライムTTをターゲットレースとする筆者にとって,筋力の神経的適応の観点からケイデンスを著しく高めることは必ずしも望ましくない.なによ り,新品のときは問題なかったのだから何とかして欲しい!

上記問題の原因を,筆者は加熱による減磁と睨んでいる.いわゆる「熱ダレ」である.熱ダレには2種類あり,一つは可逆的(=磁力がもとに戻る)な 熱減磁,もう一つは不可逆的な熱減磁である.二六製作所のサイトに書いてある通り,ネオジウム磁石はたったの70℃で不可逆な熱減磁を生じてしまう.使用 後の固定ローラーの負荷ユニットを触ったこ とがおありだろうか? いくらファンで冷却しても,70℃以下に保ていない可能性がある.たまたまファンの風あたりが悪いこともある.素人推測だが,一度不可逆な熱減磁を起こす と,その後より低い温度で可逆的な減磁を起こすようになるのではなかろうか?

そこで先述の耐熱ネオジウムである.
二六製作所から「NE107 ネオジム磁石 Φ8x3(N39SH)」@158円を調達し,エポキシ接着剤にて3個取り付けた.Fig.1でエポキシの「山」に埋まっている円形の物体がNE107である.
N39SHは使用温度150℃であり,ワークアウト中の熱ダレ防止,不可逆な熱減磁の防止効果が期待できる.

尚,本器では磁極をN→S→N→Sの順に配置してあったので,追加マグネットもこれに倣った.Fig.1において赤インキでマークしてある部分が,磁石のN極側である.この並びにどんな効果があるのかはよく分かっていない.
#ご存知の方,お教え頂ければ幸いです.

実際にワークアウト中の熱ダレがどれだけ抑えられるかの測定結果は,GW明けにでも.成功したら,他のマグネット(おそらく不可逆な減磁を起こしている)も剥がして耐熱マグネットに交換してしまう予定.

耐熱ネオジウムの効果があれば,今後は高価な流体負荷装置を使わなくとも,安価でシンプルな磁気負荷装置で,熱ダレの無い良いローラーが作れるかもしれない.


以上,ゴールデンウィークの工作終わり.

これなら折れないだろう

Oakley Racing Jacket.
先ごろProモデル以外は廃盤となり,流通在庫のみ入手可能となった.このグラスはフレームが一体型であり,ルディーとは違ってレンズ枠全体が太く,ちょっとやそっとでは折れなそう.まぁ,もう一回顔面着陸してみないと分からないが....

なぜこのモデルか? これは2004年ジロでMcgeeがプロローグ優勝したときのグラスである.あれは痺れるTTだった.あれ以来これが欲しかった.Jet Blackフレームで,TT用のクリアレンズでなければ!

5/01/2006

The pilot is alive and well.

Fig. 1

Fig. 2

Fig.1はRudy Project社のEXYNOX SXであるが,先日落車して顔面着陸した際に見事に粉砕した.ちなみにライダー(tarmac)は外傷のみで済んだが,目の淵を3針縫うこととなった.
Fig.2は当該ゴーグルの破断面である.赤くみえる部分はマーカーペン等で塗った訳はない.破断面が尖っているのがお分かりだろうか.
良くとればゴーグルがクラッシャブルゾーンとなってライダーを守ってくれた訳だが,悪くとれば鋭利な破断面が害を為したとも考えられる.

EXYNOX SXはレンズとフレームの間にベンチレーション用の空隙があり,破断した部分はちょうどその箇所にあたる.ここが強度上の弱点になっているようだ.もしこ こが破断しなかったら?? O社のMフレームのような,下フレームの無い製品だったら? いずれも想像の域は出ない.

ただ,顔側から落者した場合,まずこの部分がダメージを吸収するから,鋭利に破断するのは好ましくないことは確か.とりあえず,次回はこの箇所が丈夫そうな製品にベットしてみよう.

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(追記 2006/5/2)

製造中止になっていてだめかと思ったけど某店に何故かあった!
今度はこれにしよう!

 

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