9/30/2006

CPS and T-mobile

http://contagion.dayport.com/viewer/viewerpage.php?Art_ID=336&PreloadContract_DefID=1&Contract_DefID=2&tf=contagionviewer.tpl&Category_ID=3
↑この左側でしゃべってるオッサンがHunter Allenです.というのはさておき,たしかにCycling PeaksがT-mobileのオフィシャルサプライヤーになるって言ってる.というか,使ってなかったですか....

9/29/2006

New polar power (2)

http://www.cyclingforums.com/t-366713-15-1.html
Interbikeに行った人のレポート.写真を見ると,やっぱ格好は抜群だなー
シートステーについてるのはトランスミッターと電池ボックスかな?
浸水に弱い部分を分離するのはいい設計だ.

値段は,まあそんなもんか.
CS600 computer alone = $400
CS600 with power kit = $650

きになるのは:
Yes, they allege that they addressed both installation issues ("the new model is both easier and more intuitive to install") and power measurement on a trainer issues.
結局,解決手段もデータも未公開な訳ね...

9/27/2006

New Polar Power

http://forum.tour-magazin.de/attachment.php?attachmentid=60085

Wattageにて話題になっている通り,かねてよりお噂のpolar cs600 と新型パワーキットがいよいよ発表.2007年のどこかで発売.合計640ユーロだから,またpowertapと同じ価格帯かな?格好は,Polarの方がさすがに立派.

結局,方式のベースは現在と同じCC kinetics/Bolton Engineeringの方式っぽくみえる.PTやSRMのようなストレインゲージ系の技術は採用されなかった.固定ローラーや,特定ギア組み合わせでパワーがおかしくなる問題,静荷重で校正できない問題はクリアできたのだろうか...

9/25/2006

SRMママチャリ

いいなあ.俺もママチャリにつけてみたいなー.
http://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/~takaishi/version-up.html

今度研究業績の方も読んでみよう.
http://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/~takaishi/

9/24/2006

L5 intervals + Age effect

これはまたいいポストですね.
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=913346382&sort=d&start=43831
L5インターバルのデュレーションは4分以上で.続く議論も参考になるので是非読んで頂きたい.

これも.
http://lists.topica.com/lists/wattage/read/message.html?mid=913348703&sort=d&start=43856
まぁ,さすがに何年もトレーニングしてれば,いつか頂上にきてしまう.ただ,少なくとも持続的パワーに関しては,降下率は0.5%/年程度.ちなみにCogganは確か今40代であり,かつてUS Cat.1のサイクリストであった.

例えば,あのM山選手がピークであった1997年,栂池アマチュアコースレコードの49'46を出しているが,2006年の記録は51'17であった.毎 度あなじみhttp://www.analyticcycling.com/と手持ちのかきあつめデータから計算すると,1997年の平均出力が 337W,2006年が326Wと出た.約10年で3.4%の降下である.上記Cogganのデータより少し良い.コレぐらいは40代になっても維持でき るようだ.

注:M山選手の装備もまた10年の間に進化している可能性は,当然ある.

Crank Length (contd.)

http://www.cranklength.info/cranks.htmのref4(Determinants of metabolic cost during submaimal cycling; McDaniel J, Durstine JL, Hand GA, Martin JC; J Appl Physiol 93; 823-828; 2002)を読んでみよう.いいリファレンスだと思うので,最後のDiscussionのところだけでもお読み頂くことをお勧めする.

...中身をすっ飛ばして結論を読むと以下のように書いてある:
・クランク長・ケイデンスはメタボリックコスト(*1)に大きな影響が見られなかった.
・パワー出力(*2)・ペダルスピード(同じケイデンスなら,クランクが長いほど速い)がメタボリックコストを決定付けている.
・メタボリックコストに対するパワー出力の大きさ,すなわち「効率」もペダルスピードが速いほど高い.

これらは,同じメタボリックコストであれば,ペダルスピードを速くする,つまりクランク長をなるべく長くとることで効率を向上し,パワー出力を向上できる可能性を示唆している.

前記事に書いた海外のコーチの多くは,経験的な理由から「廻せる範囲でなるべく長いクランクを使う」と言っているようだが,これも科学的に一理あるということになる.うーん,挑戦してみるか?

*1...酸素摂取量から確定的に算出される,人体のエネルギー消費量(だと思う).
*2...SRMとかで測定する実際のパワー出力.メタボリックコストの約25%前後になる.

9/23/2006

Crank length

洋の東西,老若男女を問わずホットなトピックの一つクランク長...当ブログも一つのオピニオンを構築すべく,とりあえずリファレンスを収集した.☆のリンクが大体カバーしていると思う.

http://www.jbvcoaching.com/Cranklength.asp
http://biketechreview.com/phpBB2/viewtopic.php?t=655
http://biketechreview.com/phpBB2/viewtopic.php?t=928
http://www.cyclingnews.com/fitness/?id=2006/letters09-19#2
http://www.cyclingnews.com/fitness/?id=2006/letters06-05#Larger
http://www.cyclingnews.com/fitness/?id=2006/letters08-07#Crank
http://www.cyclingnews.com/fitness/?id=2006/letters06-14#Larger
http://www.cyclingnews.com/fitness/?id=2005/letters01-03#Crank
http://www.cyclingnews.com/fitness/?id=2005/letters02-07#Crank
http://www.cyclingnews.com/fitness/?id=2005/letters02-14#Crank
http://www.myra-simon.com/bike/cranks.html
http://www.nettally.com/palmk/crankset.html
☆ http://www.nettally.com/palmk/Crref.html
☆ http://www.cranklength.info/cranks.htm
http://www.cyclefitcentre.com/pdf%20final%20docs/CRANK%20LENGTH%20ARTICLE%206_final.pdf#search=%22crank%20%22Ron%20Haney%22%22

9/18/2006

ボートの世界

エコカーに続いて進んでるところは進んでますねシリーズ.
http://www2.cc22.ne.jp/~ozwrow/index-tech.html
http://www.setarc.jp/columns/furukawa/


http://www2.cc22.ne.jp/~ozwrow/ozr/r06trra/semi98/jen98j.html
このKurt Jensen氏の考え方は自転車におけるCogganらの考え方に近い.Jensenの考え方も,Cogganのいうところの:
"Testing is training, training is testing."
"The best predictor of performance is performance itself."
...ということに集約される.

またCogganとJensenはレース時間と呼応する代謝系を鍛えることを基本と考えている点も類似している.違うのは,CogganがLT強度とよく相関するFTP(60min TT 平均パワー)を基準強度とするのに対し,Jensenは2000m レース(≒5分程度?)のパワーを基準強度としてトレーニング強度を算出している点だ.この程度の時間だとVo2Maxとより深く相関していると思う.Ric SternのMaximum Aerobic Power(MAP)に近いプロトコルかもしれない.


http://www2.cc22.ne.jp/~ozwrow/ozr/r06trra/ergopace/ergopacej.html
これは2000m レースパワー(実際にはタイムで計測している)を基準としたトレーニング強度の計算表である.レースパワーの85~75%がATトレーニング域(Jensenの言い方では"レベルC")といった設定を行う.「レベルCでの典型的なトレーニングモデルとしては,できるだけ速い速度での12km漕か,あるいは10~20分のリカバリー(回復期間)を挟んでの6km2セットとかが適用できる.」とあるが,上位競技者レベルでは6km=約20分,12km=約40分らしい... どうやら持続時間やセット数などにもCogganと類似性があるようだ.


http://blog.so-net.ne.jp/shibuken/
自転車にも応用の効きそうなお話がたくさん.だが,ボートには自転車のように可変式の変速装置はついていないことは注意が必要だろう.ボートでも「オールの支点位置」を設定することはできるが,やはり競技中にこれは変更できないらしい.自転車で言えばシングルギアのトラック自転車みたいな感じのようだ.自ずと,アスリートに求められる要求事項も変わってくるだろう.例えば以下のようになるだろうか.
・ボート/トラック自転車
... パワーを高めること+幅広いケイデンス?でパワーを発揮できるようにすることが必要.
・ロード自転車
... パワーを高めること+パワーを発揮しやすいケイデンスにギアをあわせることが必要.


Cogganが言うように,ロード自転車において選手は(パワー維持の観点から)最適なケイデンスを自律的に選択するのだとすれば,ロード自転車の選手はパワーが最優先課題になる.そして自由にケイデンスを選択できるギアの幅広さ+細かさが重要となる.

逆にボートやトラック自転車では,低ケイデンスや高ケイデンスのときも高パワーを維持できるように,低ケイデンス練習,ストレングス(フォース)強化,高ケイデンス練習などが比較的重要になると考えられる.


あの言葉が頭に...
"Specificity, Specificity, Specificity..."

9/10/2006

May be you induced a peak, unexpectedly ?

第50回 八方ヶ原HCに参加.昨年度10月30日に続いて2回目となる.

前 回は50'25@248W Avg.と,50分も切れず不甲斐ない結果だったので,今回はリベンジで46~48分台を狙う.毎度おなじみanalyticcycling.comにお いて昨年度のデータ(パワー,タイム,重量)から各所要パラメータを推定,本年度の目標タイムとターゲットパワーは以下の通りと予想した.
  • 46分...279W →絶対無理.
  • 47分...271W →奇跡の270W台.難しい.
  • 48分...264W →出したことがないが,状態によってはいけるかも?
  • 49分...258W →いけそう.
  • 50分...252W →多少ダメでもなんとかいけそう.
さて本番.ここで,現地に来てからギアが平地用の34/12-25(いつもは34/16-27)なのに気づく.さらに,スタートを待つ間になんと前輪がパンク.あわてて荷物車から工具を下ろし修理する.予備でブチルチューブも持っていたが,スタートまで 30分以上あることに気がつき,ゆっくりとパンクしたラテックスチューブを修理して復旧する.しかし,前輪のトレッドはいつのまにか減ってきており,穴か らチューブが顔をのぞかせている.これはヤバい.あとは運に任せるのみだ.


結果
48'28 @ 262W Avg. で3位.


今回は割とよいペーシングだ.もっと攻める余地があったかも知れない.タイヤもなんとか持った.パワーも50分で262Wは上出来.乗鞍の時とは脚の感覚からして大違い.....もしや今頃ピーク??

たしかに乗鞍の後,仕事もあってかなりTSSがダウンしている.実際,この月~金は(本当に)TSS=0だった.そして1週間前の週末から脚が急に軽く なったような記憶がある.乗鞍の前にテーパリング開始した日(=CTLをピークに持ってきた日)から起算して,「脚の軽い日」が来るまで実に3週間を要し たことになる(2週間目が乗鞍当日).

栂池のときは,大会12日前の火曜日に「脚の軽い日」が来ていた.しかしその前に,特にレストを多く設けていた訳ではなかったし,さらにその前にCTLのピークがあった訳ではなかった.

何か,ピークを出すための条件を見落としているらしい.あれこれ仮説を考えて検証を進めている.
 

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