軽量リムは加速を向上するとか、重いリムは慣性で平地巡航に有利とか、ホイールの軽さは車体の他の部分の軽量化よりxx倍重要とか、ホイールに関する逸話・神話には事欠かない。その中には、マーケティング理由で流布されている、根拠の不確かな情報も多いだろう。一般消費者として、その辺に惑わされず「適切な」ホイール選択を行うには、どうすれば....?
↓の本の著者、Jobst Brandt氏の幅広い見識に触れるのが、一つの対策と思う。
http://www.amazon.com/gp/product/0960723668?ie=UTF8&tag=yarchive-20&linkCode=as2&camp=1789&creative=9325&creativeASIN=0960723668
また↓には、氏のrec.bicycles.techにおける発言のアーカイブがある。
http://yarchive.net/bike/index.html
※Brandt氏はホイール以外にも*とても*詳しいらしく、いろいろ参考になる。
そして、なぜか、あのSheldon Brown氏のサイトに、なぜかBrandt氏のFAQコーナーが....
http://www.sheldonbrown.com/brandt/
そして興味をもったら、ACCのこの辺とかで、いろいろ数字を入れて遊ぶのが吉と。
http://www.analyticcycling.com/WheelsClimb_Page.html
ただ、amazonの書評にもあるように、Brandt氏はコンマ数%のメリットを得るための、「キワドい」ホイールを作るノウハウはどうなのかな、とは思う。だがホイールのマス、イナーシャ等に関する大まかな知識は、これで十分のような気がする。
1/02/2007
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2 件のコメント:
ergomo最後のネックは左右差、でしょうね。
これがもうどうしようもない。
短時間で大出力を出す場面ほどこの左右差問題がネガとして出てしまうのを感じます。パワーペーシング用機器としてはかなりイケてるとは思いますが。
元の話と関係ないですけど(笑)
元の話では、ホイールの軽さが及ぼす影響の5000mシミュレーションとかはとても面白くて何十回も計算させてしまいました。60メートルの差が出て「こんなもん誤差」と見るか「60メートルも差がついた」と見るかは、何を求めて走っているかで180度違ってしまうと思うのだけど。
livestrongさんどうも。あけましておめでとうございます!
ergomoの左右差って、CT、PT、SRMと併用しない限り、気がつかないかもしれませんよね。それにディスクを使いたいユーザ、手持ちのセクシー^^;なホイルを使いたいユーザには、SRMに次いで魅力的な選択肢と思います。
acc.comは、使い過ぎで体を壊さないように注意してくださいね(笑)
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