11/19/2006

Track applications

以下、非常に参考になるスライド。ダウンロードするには無料レジスト要。
http://www.fixedgearfever.com/modules.php?name=Downloads&d_op=getit&lid=18
http://www.fixedgearfever.com/modules.php?name=Downloads&d_op=getit&lid=17

トラック選手・コーチにはもちろんのこと、一般のRR/TTにフォーカスする選手の参考にも良いと思う。
どちらもCogganが数年前にどこかでプレゼンテーションを行ったときの資料らしいが、実際にUS Track Individual Pursuit(IP)女子チャンピオン、Angie Vargasのトレーニングデータが掲載されている。

特に注目したいのは、p.26~37のトレーニング例。IPにフォーカスする選手でも実に5ヶ月をLT Focusに当て、オフシーズンから10%近いFTP向上を達成している。かつその間、5sec/1min/5minのパワーダウンは最小限にとどめられていることがわかる。

また、2000年ピークから2002年ピークのデータを見ると、4%ほどのFTP向上が見られる。一般にトラック専門の選手は5sec/1min/5minに比してFTPが弱い傾向(その分、スプリントは強烈で、しかもp.37のグラフのように1minあたりが著しく向上する)にあるらしいが、それでもこれくらいは向上できるという例。

TTer型の選手ではFTPがPeak 5min powerの90%以上に到達する例がPower Profile Chartに載っていたと思うが、IP選手の場合は1minパワーの強烈さから、FTPが5minの70%くらいにまで乖離している。こういうこともあるので、(特にスプリンター型の選手の場合)5minパワーとFTPの関係だけからは、その人のFTPがVo2Maxの何%くらいにまでトレーニングされているか、これからどれくらい伸びそうか明らかでない。

自称TTer型の筆者としては、p.36のグラフでFTPがどの期間に向上し、それがp.31~34のトレーニング内容と結びついているかに注目したい。無論、トレーニング内容はある一瞬のサンプルで、実際は強度・長さなどを変化させているはず。moderate intensityとか、hard group rideとかいうのは、それぞれL3やL5/L6の刺激を入れるような感じだろうか?

2 件のコメント:

かんchan さんのコメント...

お疲れ様でした。そして入賞おめでとうございます。tarmacさんの走り方とても参考になります。私もマネしてみました。お陰様で良い結果を出す事ができました、ありがとうございました。皆さんどんどん力をつけているので、私達もレベルアップしていきましょう。またいっしょに練習する時があったら、話きかせてください。

tarmac2006 さんのコメント...

どうもおつかれです。いやーマラソン兼業でその速さ、なみなみならぬ努力の賜ですね。早朝練習の時間とか、ほんと驚きました。デュアスロンもがんばってください!来年は私も37分クラブ(笑)に入会できるよう精進します。

 

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